北大阪医療生活協同組合
人の暮らしと、地域に根ざした 生涯医療
摂食嚥下チームによる院内研修会

2018.03.06

摂食嚥下サポートチームでは摂食嚥下に関する勉強会を定期的に開催しています。

今回は、『食事時ポジショニングの基礎(ベッド上)』について実施。

ベッド上で食べる際は体がずれて食べにくい姿勢になりやすい等、介護をする皆様は悩まれているかと思います。

今回は安全に効率よく食べてもらう為に、ポジショニングを行う上での具体的なポイントを説明。



①体のねじれを直す

②ベッドの可動部と腰部の位置を合わせ

③両肩の下、足底にクッションを入れる

④ベッドUP時は足・背中の順に少しずつ上げる

⑤背・臀部・足の順に体とベッド間に手を入れ、せん断力を逃す

⑥枕の位置を直し飲み込みやすい顔の位置を作る。(顎と胸の距離が指4本分程度)



患者様が安全で安楽に食事が摂取できるように、今回学んだポジショニングのコツを実践してもらえればと考えます。