北大阪医療生活協同組合
人の暮らしと、地域に根ざした 生涯医療
10月の生活習慣病食事会

2019.10.24

箕面の山も少しずつ色づき始めました。秋の行楽シーズン到来と言いたいところですが、今日も雨・・。よく降りますね。

10月17日に生活習慣病の食事会が行われました。

みなさん、「腸活」って聞いたことありますか?最近、「○○活」って、流行ってますよね。「筋活」は筋力アップ活動。「健活」は、健康維持活動などなど。今回は、「腸活」。腸内環境改善活動のお話です。腸内環境を整えることで、免疫力が上がり、健康維持につながります。そのためには、いわゆる善玉菌と言われる乳酸菌やビフィズス菌を増やすことが大切。ヨーグルトやキムチ、ぬか漬けなどの発酵食品に含まれます。その乳酸菌の働きを助けるのが食物繊維で、ビフィズス菌の働きを助けるのはオリゴ糖です。そう、栗やさつまいも、里芋、ごぼうなど秋の食材には、食物繊維もオリゴ糖もたっぷり。「腸活」をはじめる絶好のタイミングなんですよ。



≪今月の献立≫

栗ごはん 鶏胸肉のタンドリーチキン ごぼうのポタージュスープ 煮物盛り合わせ 万願寺の焼浸し ひじきの酢の物 柿



秋の食材をたっぷりつかった季節感あふれるメニューに、今回も脱帽です。鶏胸肉は、かたくなりがちですが、ヨーグルトの乳酸菌パワーで柔らかく仕上がっています。ごぼうのポタージュは、食物繊維とオリゴ糖の最強メニューです。ささがきにしたごぼうとサライスした玉ねぎをオリーブ油で炒め、コンソメを加えて煮込みます。それをミキサーにかけてペースト状にし、豆乳を加え味を整えて完成です。無調整豆乳は、火をかけすぎるとモロモロになりますので、注意してくださいね!