北大阪医療生活協同組合
人の暮らしと、地域に根ざした 生涯医療
入院について

病棟について

新館、旧館にA-5、B-3、B-5の3つの看護師詰所があり、ベッド数は計108床の療養病棟です。
療養病棟は一般病棟のように急性期の疾患を扱うわけでなく高齢者の慢性期の疾患を対象とした病棟ですので、長期療養が可能になっています。
入院期間の制限はありませんが、医療的な処置が必要でなく介護のみが必要となった(いわゆる社会的入院)場合には介護施設への転施設をお勧めしています。

当病院の終末医療の考え方

長期療養病棟には高齢の患者様が数多く入院されています。
たいていの方は慢性期の方で、急性期に救命治療をなされたけれども結局は社会復帰には至らず、その結果としてベッド上の生活を長きにわたって続けておられる方です。
すでに食事も取ることができない、あるいは意思表示すらできない状態になっている方もおられますが、このようなケースに今後どのような医療サービスを提供していくかは大きな問題となっているところです。
このような終末医療に対して当病院としてはできるだけご家族様とのコミュニケーションをはかるようにして皆様方のご意見、ご希望を十分に考慮しながら暖かい「まごころ医療」を提供してゆきたいと思っています。
急性期病院ではありませんので、最新鋭の医療機器を用いた救命治療はできませんが、患者様の尊厳を重視した暖かい終末医療(時には看取り医療といえるかもしれませんが)を提供していくつもりです。

入院までの流れ

○外来通院の方→外来主治医と相談→入院案内→入院
○在宅療養の方→来院の上外来医師と相談→入院案内→入院
○他院入院の方→地域連携室と相談→面談→入院案内→転院
 他院入院の方は地域連携室より患者様の診療情報と看護サマリをFAXして頂きます。

情報をもとに当院で対応可能な患者様であるか、検討させて頂き可能な患者様でしたら、ご家族様と面談させて頂きます。
その歳、入院費用についてもご説明させて頂きますので、健康保険証をご持参ください。 
面談後、当院をご希望頂けましたら日程調整後、転院となります。

入院患者様への面会時間のご案内
(月~土曜日)午後3:00~午後8:00 (日曜日・祝日)午前11:00~午後8:00